四月は君の嘘
コミックスの2巻の帯に、『はじめの一歩』を描いた森川ジョージ先生が「漫画の最大の弱点の一つを完全に克服している。音が視える(みえる)。」という言葉を寄せておられます。まさに演奏シーンは、息が詰まるような緊張感と旋律を感じることができる素晴らしい表現力に引き込まれること間違いなし!つい読み返すココロに残る名言が多いのも特徴。
【あらすじ】ピアニストである母の指導で神童と呼ばれるまでに登りつめた、人工培養型天才ピアニスト有馬公生(ありまこうせい)が、母の死去でピアノの音が聞こえなくなる症状を発症。ピアノから遠ざかった中学生活を送っていたが、ある日型破りな個性的演奏をする破天荒な天然ヴァイオリニストの宮園かをりと出会うことで、再び音楽と向き合う道を歩み始める青春音楽ストーリー。 「僕の友達を好きな女の子」に「友人A」と呼ばれながらも心惹かれていく主人公。そして彼を取り巻く友人や戦友達が繰り広げる、思春期ならではの友情と恋愛、競争心がカラフルに描かれています。
作者 | 新川直司 |
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掲載誌 | 月刊少年マガジン |
発表号 | 2011年5月号~2015年3月号 |
既刊巻数 | 全11巻 |