あの超ヒット作『鋼の錬金術師』の次が、まさか、ほのぼの酪農青春ストーリーになるとは思いもしませんでした！前作とのギャップが凄い(笑)読み進めると、酪農とはなにか畜産業とは何か、そして『生命をいただく』ことの大切さを、改めて認識することができる奥深さに引き込まれること間違いナシ！端々に専門的な内容も沢山でてきますが、眉間にシワがよることもなく、するりと読めちゃうので女性にもオススメです！荒川先生の代表作『鋼の錬金術師』から読みたい方はコチラからどうぞ！

宝島社「このマンガがすごい! 2009」オトコ編1位獲得！2009年には「手塚治虫文化賞短編賞受賞」を獲得した、衝撃のギャグマンガがコレ！ブッダとイエスキリストが下界でバカンスするために、日本の風呂ナシ・ペット禁止の激安アパートで同居するなんて誰が想像したでしょう？(笑)
お金に細かいブッダと、衝動買いが多いイエス。神の日常や苦悩を、現実社会の日常と合わせ重ねるとこんな化学反応を起こすのかと、笑わずにはいられないストーリー展開がサイコー(笑)ブッタと言えば仏教、イエスキリストといえばキリスト教。そんな誰もが知っている神様を中心に、オリンポス神やヒンドゥー教の神など、多彩な神様が続々登場し、それぞれの宗教の逸話や俗説が、あろうことかギャグでアレンジされている。素朴だけど笑いが沢山つまった、疲れたサラリーマンやＯＬさんにオススメの一冊です！

ラストまで読まずに止まっている方がおられたら、それはとても勿体無い！国家の威信をかけた政治の駆け引きがひしめき合い、最終回を迎えるまで失速することなく、海江田艦長が問い、求めた国境・独立・日米同盟・保険・戦争・国連そして情報とは何か、思いも寄らない展開を見せてくれる。海江田艦長を中心とした漢達の熱き魂に触れたとき、『魂が熱い』というのはこいうことかと納得できる熱いマンガです。「沈黙の艦隊は戦争マンガではなかった」と思うことでしょう。

『自作PCの性能向上に並々ならぬ情熱を、真剣に向ける若者たちの葛藤を描いたマンガ』というと、とても難しそうで手に取るのもちょっと･･･と思ってしまいそうです。もっと分かりやすく言うと、押しの弱そうな草食系男子の音大生が、寒空の雪の中で裸足で軒先に立つ美女に惹かれ、なぜか足を突っ込んだのが、自分のPCをどれだけ早く出来るかを競う『オーバークロック』という世界。六畳一間のアパートに住む、キャットフードを食すのも厭わない超貧乏な世界一のクロッカーに対抗し、彼女を窮地から救い出すべくPCに情熱を傾けていく様を描いたストーリー。

近未来SFといえばこの『機動警察パトレイバー』という作品を絶対に外せない！初めて世に出たのは1988年。しかしながらTVアニメ化され映画化され、ついに2014年には実写映画化が決定した不朽の名作。古さと新しさがうまく融合し、読み手を引き込む独特の呼吸の中で、老若男女のキャラクターが産業的陰謀の中で葛藤する様を面白おかしく描いている。「昔、理想の男性は篠原遊馬だと豪語していた時期もあったな～」と思い出しながら読み返すこともしょっちゅうです(笑)不思議と何度読んでも飽きがこないのがこの作品のイイ所！